質を落とさずに経費を削減する方法

ライムライトの仕事部屋
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今日はめずらしく、東京で教室を持っている人にはかなり実用的な経費削減方法を紹介します。
お持ちの教室がバレエ教室、ダンス教室、習字教室、サルサ教室でも構いません。

電気代、高くなっていますよね?

バレエ教室は夏は冷房、冬はエアコンを長時間つけっぱなしにしないといけません。おまけにコロナ対策で換気もするからなおさら強めに設定しておかないと温度を一定に保つことができません。

対策として、両親のバレエ教室は東京都の補助金を使って太陽光パネルを設置することにしました。

ご存知でしょうか?こちらのサイトにもある通り、実は今年から太陽光パネルの設置には都から補助金が出ているのです。

では、補助金の額って、どれくらいでしょうか?

じっさいに両親の教室を例に説明していきます。

設置費用のおよそ70%を補助金でカバー

バレエ教室は東京都杉並区にあるのですが、現在は東京都から太陽光パネルと蓄電池への補助金が出ているのに加えて、区からも補助金が出ています。設置費用に対する補助金の合計はこんな感じ。

・太陽光パネルと設置費用:400万円

・補助金の合計額:273万円

・残金:127万円

つまり、設置費用のおよそ70%が、補助金で賄われているワケだね。

次にこちらが2023年1月の電気代です。

稽古場には業務用の空調設備があり、そちらは年2回、生徒さんから冷暖房費をいただいているのですが、左の金額はそれ以外の電気代です。

この内、太陽光パネルと蓄電池を設置することで削減できる電気代が月に約2万円*になります。

*季節による変動を踏まえた平均値

そうすると1年で24万円の削減ですから、5年ちょっとで残金の127万円も元が取れることになります。削減メリットが出てくるのは設置から5年後になります。

補助金がないと設置費用の回収も時間がかかるから、

5年以上事業を続けるつもりなら、今がチャンス!

注意点としては、補助金の受け取りは設置工事の後になることです。そのため、支払い方法を分割払いにするとその分の利息が発生します。また、太陽光パネルに付随する火災保険は、台風や大雨などの自然災害はカバーしますが、地震はカバーしません

屋根の土台になっている家が壊れちゃったら、どうしようもないね。

業者はどうやって選ぶ?

正直、太陽光パネル設置業者にとってこの補助金制度は棚からぼたもち、降って湧いてきた天からの恵みです。どこの業者もにわかに色めきだって、営業活動が加熱しています。

なかには少しでも多くの太陽光パネルを設置したいがために、本来設置してしまうと建物の構造上危険な場所や、光の吸収効率の悪い箇所、反射によって近隣住民の迷惑になる可能性のあるところまで提案してくる業者もいます。

なので、業者選びの基本的なスタンスはこれ。

複数の業者から相見積もりをとって、自分で信頼できる業者を選ぶ

設置業者からかかってきた営業の電話とかですぐに決めないで下さい。

うちの教室の場合はエコ発という一括見積もりサイトから業者を紹介してもらい、最終的に3社に下見に来てもらって、その中から信頼できる業者を選びました。

特にウチの教室は築90年をむかえる古い建物だから、屋根の耐久性と安全性には

イチバン気を使ったよ。

経費削減にばかり目が行って、屋根が崩れたら元も子もありませんからね。

(2024年2月追記)今、エコ発では「お友達ご紹介キャンペーン」というのを実施しているそうです。エコ発経由で成約すると紹介した人と紹介された人の双方に15,000円の現金がプレゼントされるキャンペーンです。キャンペーンを利用する場合はコチラからご連絡ください。

まとめ

なんだか今日は広告っぽい記事になってしまいましたが、どこからも一銭ももらっていません。

東京都が予算を使い切ってしまったら終了してしまう情報なので、いち早くお伝えしようと思った次第です。

また、東京都以外でも太陽光パネルの設置推進は全国的なトレンドです。来年からは経産省も蓄電池の設置を後押しする計画があるようですし、こちらのサイトなどを見て、お住まいの地方自治体が補助金を出しているかどうか確認されてはいかがでしょうか?

教室を借りている人も大家さんやオーナーさんに補助金のことを教えてあげてください。

太陽光パネルの設置は節約のために何かを我慢したりする必要がなく、一度設置してしまえば、勝手に利益を生んでくれるものなので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

 


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